2004.02.20

何で今ごろ聴いてんだ私?というInterpolの”Turn on the Bright Lights”リリースは2003年夏。もう全編これハズレなしのドンピシャアルバム。

まず絶対に引き合いに出されるのがJoy DivisionやBauhaus, Echo&the Bunnymen等々の80年代ポストパンクの面々だよねー。で、一方でNY出身という部分から「これがNYからUKへの回答だ」みたいな陳腐な音楽評が容易に想像できちゃうよねー。でもま、そういうのはアッチの方に置いといて。

とにかく驚いたのは、全編を貫く疾走感と、圧倒的なヴォーカルの存在感。背筋が震える、というのはこういうことかー、と久々にゾクゾクした。

曲調や歌唱スタイルが過去の誰某を模倣してようが、インスパイヤされたのがミエミエだろうが、そんなことはどうでもいい。ただここには「音楽」という形の裏に潜む目に見えないパワーが、静かに私達を圧倒する。

それは、単に耳とアタマだけで聴いているのではなく、脊髄でも聴いているかのような感じで。

もしかしたら、体中の神経を逆撫でする何かがそこにあるのではないか?それは私がこれまでずっと音楽を聴き続けてきた理由というものではないか?単なる表面だけの消耗品としての音楽ではなく、自分の奥にある何かを震わせるような音楽というのは、こういうものなのではないか?

なんてことをね、ちょっと思った次第。

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