2004.12.05

昨年急逝したElliott Smithの遺作 “From a Basement on the Hill”

3年を費やしたレコーディングの最中に自殺、という痛ましい事件により未完となっていた6作目のアルバムが最近リリースされた。

どうしたって「遺作」という感傷的な気分が前提となりがちだけど、そういうバックグラウンド抜きに聴いても美しい曲ばかり。もちろん、単純でベタな美しさとは対極ではありますが。

音はかなりラフで、キチンと作り上げられたお行儀の良い商業ベースのスタンダードは期待しない方がいい。でもだからこそ本当のパーソナルなコアな部分が前面に押し出されているのではないかと。あたかも隣で弾き語りしているみたいなね、そんな感じ。

こういう極上のうたを聴いてると、汚れちまった我々の中にも、純真でキレイなものは残っているんだなぁ、と胸が熱くなります。

ああ天使が降りてきた。

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