基本的にワタクシが胸キュン(死語)してしまうボーイズバンドの共通項といえば

ガキっぽい悪ふざけ炸裂
醒めてるようで奥は熱いぜー系
したたかさの中に見え隠れするせつなさ
諦念や閉塞感に押しつぶされない純粋な光
サル顔(オプショナル)

という、一言で言うと“刹那的な思春期系”に弱いもようです。ただし、それがことさらにあからさまだと、鼻白むというか、ダサっ・・・、とか思うし、あまりに演歌的に情念に訴えかけられるのもウザいので、この辺の加減とセンスが個人的嗜好の指針となっております。

で、英国はニューカースル出身のLittle Cometsなんですけど、果たして、私の心をわしづかみ・・・してくれました。キャー!

とにかく、ポップでキャッチーかつダンサンブル、しかし背景には英国の閉塞感があって、その灰色の空の下ヤンチャにバカ騒ぎしているけど、眼は外側の事象を越えて、物事の本質を見据えているぜー、なんたって英国独特のヒネくれた皮肉的なセンス・オブ・ユーモアが根底に流れてるからねー、みたいな、そんな感じ。

最近、音楽のかっこよさとメンバーのビジュアルが、反比例すればするほどツボにハマっていたのですが、(古くはDCFCやpinback、最近ではJames Yuill(萌え~)やElectric President)久々に見た目と音楽がマッチしていて、見ても楽しいバンドだなー、と。

最近はYouTubeやマイスペなどで、どんなバンドだろうと音源と動画が瞬時に鑑賞できるからか、「使い捨て」音楽が大量生産され洪水のように溢れかえり、一旦そこに飲み込まれてしまうと、肝心な自分の感性がどんどん鈍磨していってしまうような気がする。

さらに、YouTubeで見たら結構良かったので、アルバムを買ってみると、その曲以外は聴けた代物じゃない・・・なんて、よくある話。だいたいアルバムのレビューで「捨て曲ナシ!」というのがほめ言葉になること自体、ええええ?って感じで。だってさ、アルバムというのは「全曲=名曲だ!」くらいの質があって当然。その点、このLittle Cometsの “in search of elusive little comets” は全曲バッチシ大全開で、総合的に及第点。

One night in October
ついつい、仲間に入って一緒に踊りたくなる

Adultery
1回聞いたらアタマから離れないこのメロディは、ドヴュッシーのパクリだ!

Joanna
うー、切ない。英国映画のシーンがちりばめられてる

Isles
あー、イギリスだ、良くも悪くも英国だ

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