アシュタンガというヨガの練習を、かれこれ7年ほど続けています。

呼吸に動きを合わせ、流れるようにポーズをつなげていく練習を、週に6日、毎朝2時間おこないます。背骨を中心に筋肉や神経をほどよく刺激し、汗をいっぱいかいて、心もスッキリと洗われていき、まるで極上のデトックスとなり、仕事や学校などの1日が始まる前に、心身をスッキリさせて、エネルギーをチャージする、とても素晴らしい健康法です。

早朝練習をした後は、とってもお腹がすきますので、朝食代わりにコンビニで買い食いをしたり、カフェやファミレスでコッテリと甘いケーキを食べたりと、ついつい外食が多くなってしまいます。でも、練習後の身体に、市販の添加物イッパイのお菓子や飲み物は刺激が強すぎて、せっかくスッキリとした心身に不要なものを詰め込んでしまうのは、なんかもったいない気がしていました。かといって、一旦自宅に戻って自炊ができるような贅沢な環境は、なかなか手にはいりません。

そこで始めたのが、ヨガの朝練をする方のための、手軽で栄養たっぷりのマクロビスイーツ!作りたてのホヤホヤを、スタジオで提供するサービスを、2008年から始めています。余分な添加物を加えず、素材の自然な美味しさをそのまま活かして、必要な栄養をしっかり摂れる・・・だけど、ちゃんと甘くて美味しくて、がっつりボリュームのあるお菓子です。基本は果物と野菜の旨味と甘味がベースです。元気いっぱいの野菜や果物は、栄養もさることながら美味しさがイッパイ詰まってます。そこに穀物やナッツで口当たりの感触を変えたり、ハーブやスパイスで遊びゴコロを振りかけたり・・・。

ヨガをはじめると、生きることすべてが、どんどんシンプルになってきます。食べるもの、身につけるもの、周囲に置くもの、見るもの、聞くもの、読むもの・・・これまで、何かから逃げるように、何かを誤魔化すように、不必要なモノに囲まれて過ごしていたことに気づき、そこから少しずつ、ゆっくりと、要らないものをひとつずつ手放していくプロセスが始まります。お酒、タバコ、セックス、麻薬、ショッピング、ギャンブル、グルメ、インターネット、ゲーム・・・そこまで極端でなくても、「チョコレートが止められない」とか、「ついつい貢いでしまう」とか、「好きなブランドの新製品が出ると買わずにいられない」など、過剰なまでにナニかにのめりこんでしまう、私達の心もようの奥底にある、根源的な欲求はなんなのか、に気づき始めます。なぜなら、外部の刺激に振り回されていた意識が、ヨガの練習を通して自分の内側へ向かい始め、どんどんと繊細になってくるからです。

そんな中で、最も気づきやすいのは、毎日身体に直接取り込む食事や飲物でしょう。そして同時にこれらは、変えることが比較的容易です。毎日通勤時にスイカで買って電車で飲んでいた自販機ドリンクを、たかが100円、たかがペットボトル1個のゴミ、たかが自販機が数秒稼動するエネルギー、たかが数ミリグラムの添加物であっても、その蓄積された結果が、現在の私達とその環境なのだと、スッと腑に落ちるようになると、自宅で入れたお茶をマグボトルに詰めて出勤することを厭わなくなるかもしれません。

それが自身の自然な変化であれば、そこに無理は生じないのですが、いかんせん情報に囲まれた私達のアタマは、とってもお利口さんになりたがります。「甘いものはダメ!」「身体に悪いものはダメ!」のダメダメ尽くしで規制しても、たぶん長続きはしないし、糸が切れたときの反動が大きくなってしまいます。たとえば、甘いものが食べたいな~、と感じる。それは悪いことではなくて、意思が弱いのでもなくて、自分の身体と心が「甘いものを介した何かを求めて」いる、それだけのことです。単純に栄養不足なのかもしれないし、甘いものを食べた後の幸福感を脳が求めているだけなのかもしれません。

ヨガをやっていても、なぜかチョコレートやスナックを食べ過ぎてしまう人、結構多いです。そんな方々に、マクロビのずっしりと重い、自然の甘味が体に沁みる、栄養たっぷりのスイーツを食べてもらうと、みなさん一様に「おいしい!いっぱい食べなくても満足感がある!」と、おっしゃいます。それを見ては、ウシシとほくそ笑みながら、「そこから、新たな発見や気づきが生まれてくるといいな~」、と企みつつ、ヨガまわりのアチコチでマクロビスイーツ大作戦を、現在も展開中なのです(笑)

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