人を食ったようなフザケタ感 – というのが第一印象。

バカバカしさも極めてしまえば一周戻ってどシリアスになり、どこまでが本気で、どこからが演技なのか判らず、こっちは勝手に不安になってくる不穏な空気。いわゆるキワモノ的なエキセントリックさを十分に内に秘め、アッカンベーのしたたかさを内包し、だけど外側はカラリとサラリと湿度0%の風通しのよさで、純然たる青春バンドの趣を醸してる。

そんな不思議な魅力が、いつまでも残像のように後を引く Helsinki Lambda Club- ヘルシンキ・ラムダ・クラブ。2013年結成というから、まだまだ若くてイキオイのあるバンド。

Two Door Cinema Club や Bombay Bicycle Club以降、「ナントカ・カントカ・クラブ」というバンド名をつける感性って、本気なのかパロディなのか判らない!と、変な先入観を持ってしまうのだけど、このヘルシンキ・ラムダ・クラブのサウンドも、はたして、やはり思った通りの不思議感満載。
ザラっと肌理の粗いサウンドが飄々と流れていく中、びっくりするほどキャッチ―なメロディ、そこにのっかる歌詞が見事なまでに「なんか冴えない日常のボク達ワタシ達」というアンバランスさが、なんだかとってもジワジワと刺さってくるあたり、

流石です。

Helsinki Lambda Club – Lost in the Supermarket
ストロークばりにカッコよくてキャーとか思ったら、「レジに誤差があったわ、帰りたくても帰れないわ」という世界観。

Helsinki Lambda Club – TVHBD (This Video Has Been Deleted)
突き抜け感半端ないノリノリの高揚サウンド感の中で、「このビデオは削除されました・・・」の衝撃を滔々と歌っています。

この不思議な魅力に苦笑いをかましながら、また聴いちゃった・・・という中毒性高し、要注意。

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